2022年のフィランソロピー活動
2022年の主なフィランソロピー活動をご紹介します。
「オークラミュージアム」来場者1,000名達成!
2022年12月、「オークラミュージアム」の来場者が1,000名に達しました。2021年7月のオープン以来、取引先様や地元の皆さまなど、大勢の方にお越しいただきました。また、同時期には、近隣の小学校6年生、総勢160名の児童が見学に来てくれました。はじめは「オークラ輸送機って何の会社?」、「学校のすぐ近くにあるのに今日来るまで知らなかった」と話す児童がほとんどでしたが、回転寿司で使われているコンベヤや倉庫で次々に荷物を積みつけていくロボットのことを知り、また製品の機能が学べるゲームを通して、「オークラの機械が私たちの暮らしを支えてくれていることが分かった」、「僕も将来、社会の役に立つ職業に就きたい」といった声を聞くことができました。加古川の歴史アニメ「賀古の駅家」、「野口合戦」もご覧いただき、地元の歴史を学べる良い機会となりました。
“東はりまの魅力KIDs体験ツアー”開催
“東はりまの魅力KIDs体験ツアー”は、東播磨県民局が主催する企業や体験施設を巡るツアーで、8月5日に夏休み期間中の親子10組20名の方が本社工場に来てくださいました。最初は当社のことを知らなかったと答える子ども達でしたが、オークラミュージアム、ショールームを見学し、「身近な会社」になったと感想をいただきました。
中高生が続々と職場体験
オークラ輸送機では、中高生の職業体験や企業見学の受け入れに積極的に取り組んでいます。今年も多くの生徒を受け入れ、日頃は触れることがないモノづくりの現場を体験してもらいました。
6月6~10日、兵庫県が実施する中学2年生を対象とした職場体験行事“トライやるウィーク”が開催。当社では5名の生徒を本社工場および加古川東工場へ受け入れ、製品の組立作業やオークラミュージアムの案内を体験しました。
7月11~15日、当社にてインターンシップを実施し神戸村野工業高等学校の2年生2名を受け入れました。コンベヤ生産の主工場である加古川東工場で就業体験。コンベヤの組立作業を行いました。
オークラミュージアムを案内する中学生
コンベア組立作業を行う高校生
賀古駅家跡に案内板が設置されました
本社工場(兵庫県加古川市)社員駐車場の隣接地に、加古川市内の名所・旧跡などを紹介する「わがまち加古川70選」に今年加わった賀古駅家(かこのうまや)の歴史や想像図を記した案内板が設置されました。賀古駅家は、奈良に都があった約1300年前の奈良と九州を結ぶ山陽道に設けられた当時最大の物流施設です。4月1日には案内板の除幕式があり、加古川観光協会や加古川市の関係者の方々が完成を祝いました。大庫隆夫副社長(同観光協会会長)は「歴史ファンが訪れる場所になってほしい」と期待を込めています。
今年も満開 オークラ桜
本社工場正面玄関にあるソメイヨシノが今年も見事に満開になりました。今年は本社ビルが新しくなってから初めての春、無事に新入社員を迎えてくれました。テラスに上がれば桜を上から見下ろすことができ、夜にはライトアップされ、幻想的な桜を楽しむことができます。今年から一般の方も敷地内に入れるように開放し、美しい桜を見にたくさんの近隣住民の方々が訪れました。
「横断歩道 歩行者優先宣言」制度に賛同事業所として登録
兵庫県では、信号機のない横断歩道での歩行者横断時一旦停止率の低下、歩行者が巻き込まれる事故が後を絶ちません。「横断歩道 歩行者優先宣言」制度は、横断歩道での歩行者優先の意識向上を社会全体で促していくもの。当社はこの制度に賛同、「歩行者優先宣言事業所」として登録しました。下記の3点を実施し、事故ゼロを目指します。
- 信号機のない横断歩道の手前では歩行者の確認と減速を行う
- 歩行者が横断歩道を渡ろうとしているときは横断歩道の手前で必ず止まる
- 横断歩道を渡ろうとする歩行者には手や目で合図して安全な道路横断を促す