2018年のフィランソロピー活動
2018年の主なフィランソロピー活動をご紹介します。
非常事態に備える~総合防災訓練を実施~
秋の全国火災予防週間に合わせ、11月15日本社工場において、総合防災訓練を実施しました。
緊急地震速報のデモを全館放送し、「大地震発生後、第二工場から火災発生」の想定で、避難・点呼訓練、負傷者救護訓練、消火器・屋外消火栓を使用した消火訓練を行いました。加古川東工場・三木工場でも訓練を実施し、全国の事業所では安否確認システムによる安否報告を行い防災意識を高めました。
訓練後、大庫社長より「緊急地震速報が届いたらどう行動するか、家族の避難場所はどこにするか、シミュレーションを日頃からしておいてほしい」と訓話がありました。常日頃から防災意識を高め、有事の際には迅速で的確な行動が取れるように努めてまいります。
負傷者搬送訓練
屋外消火栓による消火訓練
秋のスポーツイベント~加古川ツーデーマーチに協賛~
11月10~11日の2日間、第29回加古川ツーデーマーチが開催されました。加古川市役所を起点に5km~40kmの4コースに分かれ、加古川の自然や文化を感じられるウォーキングイベントとして親しまれており、市内はもとより全国から延べ8,398名の参加がありました。
当社はアサヒ飲料㈱明石工場様にご協賛いただき、ドリンクの無料配布を実施。本社工場西側の市道が2日目の「歴史と文化を歩く」20kmコースとなっており、7名の当社スタッフがドリンクを振舞いました。
当日は絶好のウォーキング日和となり、用意していた約700本のドリンクは全て配布することができました。「毎年ありがとう!」と大勢の参加者に喜んでいただきました。
普通救命講習会を実施
「全国労働衛生週間(10月1日~7日)」にあわせ、当社では10月5日、本社工場にて普通救命講習会を実施しました。
加古川中央消防署より講師をお招きし、工場勤務者のうち計24名が講習会に参加。救命活動の重要性についての講話やAEDの使い方、心臓マッサージの実技等を学びました。
オークラグループでは「安全・安心提供企業」の責務として、AEDを各事業所に設置しています。また、本社工場、加古川東工場は、救命サポートステーション(詳細は加古川市HPをご参照)に登録しており、設置しているAEDはだれでも利用できます。
いつ誰が、救命処置を必要とする場面に遭遇するかわかりません。誰もがスムーズな処置ができるよう継続的に講習会を実施してまいります。
「加古川楽市」でオークラ農園をPR
加古川市民と商工会議所が一体となって開催される祭典「第16回加古川楽市」が9月8日・9日の2日間、加古川市役所前広場で行われました。会場は「飲食ブース」と地元企業がPRする「商工ブース」で構成され、大勢の方が来場されました。
「飲食ブース」に出展した当社は、オークラグループが運営する農園で収穫したトマトやジャガイモ、ピーマンなどの野菜と、味噌やほおづきジャムなどの加工品を販売しました。
2日目はあいにくの大雨のため昼までの開催となりましたが、両日とも多くのお客様が当社ブースにお越しいただけました。なお、今回の売上金は「北海道胆振東部地震」の被災地へ寄付いたしました。
高校生を対象とした企業見学会を実施
8月1日~7日、加古川商工会議所は高校生を対象とした企業見学会を実施しました。
加古川市域の地元企業の魅力を知ってもらうとともに、将来の進路選択・就職活動に役立てることを目的とするものです。
当社は8月2日に10名の高校生を加古川東工場に招き、会社説明や工場案内を行いました。質疑応答の時間ではオークラの歴史や今後の事業戦略など、将来を見据えた積極的な質問が飛び交いました。
復興への願い込め、義援金を被災地へ
6月末から7月上旬にかけて発生した集中豪雨により西日本を中心に甚大な被害が発生しました。少しでも被災者のお役に立ちたいと、オークラグループ(オークラ輸送機・オークラサービス・オークラ工業・オークラHRS、物流技研)は、社員・企業一同から募った義援金を、8月10日に神戸新聞社東播支社を通じて財団法人神戸新聞厚生事業団へ寄託しました。
義援金を手渡す大庫隆夫副社長(左)
中高生が次々とオークラで職業体験
オークラ輸送機では、中高生の職業体験や企業見学の受け入れに積極的に取組んでいます。今年も多くの生徒を受け入れ、工場見学やコンベヤの組立体験などを実施しました。
6月4~8日には兵庫県が実施する中学2年生を対象とした職場体験行事“トライやるウィーク”が開催され、当社では5名の生徒を本社工場および加古川東工場へ受け入れました。また、7月11~13日には当社にてインターンシップを実施し、高校2年生4名が就業体験を行いました。生徒たちにとってコンベヤやロボットの組立作業は初めての体験となり、大変そうな様子が伺えましたが、最後には「将来はロボット関連の仕事をしたい」といったうれしい感想を聞くことができました。
普段の学校生活ではあまり体験できないものづくりの現場ですが、このような機会を通じてものづくりに対する興味や奥深さを知ってもらいたいと願っております。
ロボット組立作業を行う中学生の様子
コンベア組立作業を行う高校生の様子
今年も満開、オークラ桜!
オークラ輸送機本社工場の正面玄関にあるソメイヨシノが今年も見事に開花しました。昭和13年にオークラ輸送機が現在の地へ移転した創業記念として植樹されてから、会社の歴史と共に育ってきた大樹です。植樹当時は小さな樹でしたが、長い年月を経てこれほど大きくなりました。今年は開花が平年よりも1週間ほど早くなり、4月2日の入社式には、満開のオークラ桜が新入社員を迎え入れてくれました。
開花期間は2週間ほどでしたが、たくさんのお客様や地域住民の方が足を止めて、美しい桜に見入っていました。夜にはライトアップを実施し、幻想的な夜桜を収めようとカメラを片手に多くの人で賑わっていました。
今年もたくさんの人の心を和ませてくれたオークラ桜でした。
交通事故ゼロを目指して~交通安全研修会を開催~
「春の全国交通安全運動」が4月6日(木)~15日(土)の10日間実施されました。当社では運動初日に加古川警察署より講師をお招きし、本社の研修室にて交通安全研修会を開催しました。役員や各部課長をはじめ新入社員も含めて197名が研修を受けました。講話では、「加古川署管轄地域では2018年に入ってから5件の死亡事故が発生しており、特に高齢者対車両の事故が多い。加古川市近辺は交通量が多く、全国的に見ても事故の多い地域であるため十分に注意してほしい。」と注意喚起がありました。
オークラは昨年度、「加害(対人・対車両)事故ゼロ」の交通安全年間目標を達成しました。
チームOKURAが準優勝!~加古川綱引大会に出場~
2月25日(日)加古川市立総合体育館において、「第30回加古川カップ綱引大会」が開催されました。
本大会には当社がスポンサー企業として協賛しており、加古川市の冬のスポーツイベントとして広く市民に親しまれています。今年は県内外より91チーム、約1,000名の参加があり、会場は選手や応援席からの熱気に包まれました。30回目の記念大会となった今大会では、新たに設けられた「企業対抗の部」にエントリー。本社や加古川東工場の有志が集い結成されたチームOKURAは、見事3戦全勝で予選リーグを通過。決勝トーナメントでも連勝し、迎えた決勝戦ではお互いに全ての力を出し切る熱戦となりました。惜しくも優勝には届かず、準優勝という結果になりましたが、8年前の第22回大会以来の上位入賞を果たしました。