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2007年のフィランソロピー活動

オークラ本社工場のブロック塀に壁画を制作

創業80周年記念事業の一環として、本社工場西側の殺風景なブロック塀に「毎日生徒が通う道に子どもらの夢あふれる絵画を!」との大庫会長の発想で、隣にある中部中学校へ制作を依頼していた壁画が12月20日に完成した。

壁画制作の写真

壁画は6月から準備し、図案は美術部3年生が担当、地元加古川にちなんだ季節ごとの風景…古刹鶴林寺あり、オークラの社花『ひまわり』、『桜』あり…と、本社工場の125mのブロック塀に12ヶ月の季節のうつろいを表現した。
制作には全校生徒より選抜された120名が2班に分かれ、10月から3ヶ月かけて描いた。

壁画制作の写真

12月20日に行われた壁画完成セレモニーでは、壁画の名称に採用された生徒や美術部員らへ感謝、記念品が大庫会長より手渡された。「この明るい街づくりの活動が市内へ広がって欲しい。暗いニュースの多い中、皆さんと力を合わせて明るいニュースができました。」と大庫会長。
このあと大庫会長が中学校で全校生徒の前で講話。「昨日よりも今日、今日よりも明日創意工夫して、特色ある人になって欲しい」と激励された。

全校生徒の前で講話する大庫会長

加古川ツーデーマーチに協賛、飲み物を無料奉仕

今回で19回目を迎えた「加古川ツーデーマーチ」が清流‘加古川’を中心に11月10日(土)、11日(日)の2日間にわたって繰り広げられた。初日は秋晴れのウォーキング日和。紅葉した晩秋の播磨路を舞台に2日間で延べ9,815人が心地よい汗を流した。

第19回加古川ツーデーマーチの写真

ウォーカーは、市内はもとより全国各地から参加、年配のご夫婦や親子連れ、クラブ活動の仲間などが自分の体力にあった40キロ、30キロ、20キロ、10キロのコースに分かれて歩いた。初日は水と緑・自然を歩く《加古川の西北コース》で宮本武蔵ゆかりの地を巡り、2日目は歴史と文化を歩く《東南コース》で は、播磨の法隆寺といわれる鶴林寺、大中遺跡などの加古川の史跡がルート。

加古川東工場前が30キロのコースとなっており、参加者に喜んでもらおうと無料のお茶接待をフィランソロピー推進委員会が企画し、今年で7年目を迎えた。推進委員、社員有志、そしてアサヒ飲料(株)明石工場様の協賛を頂き、総勢22名が工場前でウォ―カーにお茶をふるまった。

第19回加古川ツーデーマーチの写真

このコースには約1,400名がエントリーされ、大勢のウォーカーで賑わい運営スタッフはお茶出しに奮闘。当社の休憩所に立ち寄った参加者は、「毎年楽しみにしています、ありがとう!」と、ゴクゴクと喉を鳴らしながらお茶、コーヒーを飲んでいた。
「頑張って!」と励ますと「また来年会いしましょう!」と元気な声が帰ってきて、笑顔の出会いがあった。乾いたのどを潤し、ひとときの休息後ゴール目指し力強い足取りで再スタートしていった。
ウォーカーは、この2日間を通じ水の音、風の色、自然の香りを思う存分に満喫し、深まりゆく播磨路の晩秋の自然を楽しんだ。

第19回加古川ツーデーマーチの写真

「加古川カップ綱引大会」にオークラが協賛

第19回目を迎えた『加古川カップ綱引大会』が、2月25日(日)兵庫県加古川市立総合体育館で開かれた。この綱引大会は、当社がスポンサー企業となり協賛、地元の冬のスポーツイベントを盛り上げた。

地元加古川、神戸や大阪からも参加があり、チャンピオンの部、男女混合の部、小学生の部、そして今年から新設された親子による二人引きの親子ペアの部など7部門があり、合計65チームの約500選手が出場した。

有志チームの写真

審判の「PULL」の合図とともに、両チームのパワーが1本の綱に集結すると、ミシッミシッと音を立て、選手全員が呼吸を合わせて懸命に綱を引いた。
応援者は選手と一体となり、力の入った熱い応援や黄色い声援を送っていた。

当社からは加古川東工場の社員、キコー、協力会社の有志チームが、「男女混合の部」に出場。大会前の3週間は昼休みに毎日練習に励み、決勝トーナメントでは、5分間の熱い持久戦を戦い、見事5位入賞を果たした。

第19回加古川カップ綱引大会

かこがわ検定に“オークラコロコン”が出題される

「京都観光文化検定」、「明石タコ検定」など、昨今各地でご当地検定がブーム。加古川でも3月11日に加古川駅南まちづくりセンターで「かこがわ検定」が実施された。

この検定には、加古川の歴史や文化に関する問題が50問出題された。加古川名物“かつめし”は何の肉?(正解:牛肉)、加古川出身の歌手・菅原洋一の代表曲は?(正解:知りたくないの)、加古川の方言「がいよう」の意味は?(正解:具合良く)などが出題された。

この加古川検定にオークラ輸送機に関する問題も出題された。

問 「加古川駅前のビルに青い看板で【コンベヤのふるさと】と掲げられている有名なオークラ輸送機。最初のヒット作となったコロコンキャリヤーは何をヒントに生まれたのでしょうか?」
①麺棒がまな板の上を転がるのを見て
②自転車の軸受けのベアリングの構造を見て
③フラフープを腰で回している子どもを見て
④そろばんの上をライターが滑り落ちるのを見て

このホームページをご覧いただいている皆様はご存知でしょうか。正解は④番です。

50問が四者択一式で出題され35問以上正解すれば、真のかこがわ人として認定書が交付。この春153人が、かこがわ“通”として認められた。