① 搬送物条件
- 外形寸法(長さ、幅、高さ)とその流れ方向。
- 1個当り質量(多品種の場合は最大と最小)。
- 段ボールケース、プラスチックケース、木箱等搬送物の形状と材質。
- 底面の状態(凸凹、突起物の有無には要注意)
② 搬送量条件
- コンベヤ上に、ギッシリ載るか、適当に間隔があくのか。
③ 作業条件
- 常温、高温、低温のいずれか。
- 水気、湿度はどの程度か。
④ 積込み条件
- コンベヤ上に搬送物をどのようにして載せるのか。
閉じる
技術情報TECHNICAL
搬送物の条件は、ローラコンベヤ以上に制約事項が多いので十分注意しご確認ください。
その他はローラコンベヤの選定と大体において同じです。
搬送物の外形寸法にあわせて、ソロバンコンベヤの幅やコロコンキャリヤーの列間隔を選定してください。
ホイールの特性を加味して、使用条件に適したホイールの型式を選定してください。(標準フレーム以外でコロコンホイールを使用する場合は、ホイール強度もあわせて考慮してください。)
搬送物は1列当り常に4個以上のホイールで支えるようにしてください。またホイール1個の受ける荷重は許容荷重以下となるようにしてください。
直線部は1,800mmピッチに1脚が⽬安です。カーブ部では必ず中間脚が必要です。
詳細は「フレーム2本当りの強度表」により、搬送物の質量をm当りの質量に換算して許容荷重以下の脚取付けピッチを選定してください。
自走勾配は搬送物の底面の状態、材質、質量などによって異なりますが、大体の目安として下記の表を参照してください。
※段ボール等、底面が軟らかい材質の場合、搬送物質量が大きいとローラにくい込み、抵抗が大きくなります。