- 会社名
- 株式会社静鉄ストア
- 事業内容
- スーパーマーケット経営
- 従業員数
- 社員465名、スタッフ社員1922名(2024年3月現在)
- HP
- https://s-store.co.jp/
納入事例CASE STUDY
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納入事例CASE STUDY
精肉の店内作業集約。
自動化設備で省人化と脱社員化。
導入の効果
静岡県中部地域を中心に34店舗を展開する食品スーパー、株式会社静鉄ストア(店名:しずてつストア)は、精肉部門の省力化と生産性向上をはかるため、静岡県藤枝市に「しずてつストア プロセスセンター」を開業しました。センターには最新鋭の加工・包装設備が導入され、商品を店舗へ届けるコンテナの搬送ラインにはオークラのコンベヤが採用されました。
音声有り
これまで精肉部門は店舗内で加工、包装、値付けまで行うインストア方式を採用していました。作業には経験や熟練技術が求められるため、すべて社員が行っていましたが、人員やバックヤードのコスト負担が大きいことから、これら作業をプロセスセンターに集約し精肉部門の効率化を目指しました。
センターでは各工程に最新の自動機を導入し、生産性が大きく向上しました。また、下流のコンテナ搬送には、上下2段で構成したオークラのコンベヤラインが採用されました。上段ラインで空コンテナを商品投入作業者の手元にまで供給し、商品の入った実コンテナは下段ラインで出荷エリアまで搬送、リードタイムを大幅に短縮しました。
空コンテナラインから、商品投入ステーションへ供給する傾斜部のコンベヤには、減速効果のあるブレーキローラを組み込み安定搬送をはかりました。
2本のブレーキローラを組み込んだ傾斜部コンベヤ
当社では持続可能な食の提供企業を目指す「しずてつ百年構想」を掲げ、企業活動に取り組んでいる。プロセスセンターの開業は、百年構想の一環となるもので新たな企業価値を生み出すと考えている。精肉を集中生産するプロセスセンターの立ち上げにより、生産性は高まり、大幅な省人化やスタッフ社員への作業移管が可能となった。お店においても、均一な商品が開店前には確実に陳列でき、お客様へのサービスレベルがさらに向上すると予想する。
※本記事内容は2024年8月に取材した内容を元に構成しております。
記事内の数値データや組織情報は取材時のものとなります。