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納入事例CASE STUDY

写真:株式会社静鉄ストアの納入事例

精肉の店内作業集約。
自動化設備で省人化と脱社員化。

株式会社静鉄ストア

  • KEYWORDS
  • #省人化
  • #自動化
  • #省スペース

導入の効果

  • 大幅な省人化を実現
  • スタッフ社員への作業移管が可能に
  • 開店までに店舗の陳列ケースへ

概要

静岡県中部地域を中心に34店舗を展開する食品スーパー、株式会社静鉄ストア(店名:しずてつストア)は、精肉部門の省力化と生産性向上をはかるため、静岡県藤枝市に「しずてつストア プロセスセンター」を開業しました。センターには最新鋭の加工・包装設備が導入され、商品を店舗へ届けるコンテナの搬送ラインにはオークラのコンベヤが採用されました。

動画

音声有り

プロセスセンター開業の経緯

これまで精肉部門は店舗内で加工、包装、値付けまで行うインストア方式を採用していました。作業には経験や熟練技術が求められるため、すべて社員が行っていましたが、人員やバックヤードのコスト負担が大きいことから、これら作業をプロセスセンターに集約し精肉部門の効率化を目指しました。

コンテナの搬送ライン

センターでは各工程に最新の自動機を導入し、生産性が大きく向上しました。また、下流のコンテナ搬送には、上下2段で構成したオークラのコンベヤラインが採用されました。上段ラインで空コンテナを商品投入作業者の手元にまで供給し、商品の入った実コンテナは下段ラインで出荷エリアまで搬送、リードタイムを大幅に短縮しました。

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上下2段のコンテナライン
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出荷エリアでは行先別のカゴ車にコンテナが仕分けられる

ブレーキローラで傾斜部を安定搬送

空コンテナラインから、商品投入ステーションへ供給する傾斜部のコンベヤには、減速効果のあるブレーキローラを組み込み安定搬送をはかりました。

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2本のブレーキローラを組み込んだ傾斜部コンベヤ

Voice -お客様の声-

当社では持続可能な食の提供企業を目指す「しずてつ百年構想」を掲げ、企業活動に取り組んでいる。プロセスセンターの開業は、百年構想の一環となるもので新たな企業価値を生み出すと考えている。精肉を集中生産するプロセスセンターの立ち上げにより、生産性は高まり、大幅な省人化やスタッフ社員への作業移管が可能となった。お店においても、均一な商品が開店前には確実に陳列でき、お客様へのサービスレベルがさらに向上すると予想する。

お客様情報

写真:株式会社静鉄ストア 様 画像

会社名
株式会社静鉄ストア
事業内容
スーパーマーケット経営
従業員数
社員465名、スタッフ社員1922名(2024年3月現在)
HP
https://s-store.co.jp/

※本記事内容は2024年8月に取材した内容を元に構成しております。
 記事内の数値データや組織情報は取材時のものとなります。

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