- 会社名
- マルケー食品株式会社
- 事業内容
- 水産物の加工及び販売
- 組織人数
- 120名
- HP
- http://www.maru-k.co.jp/
納入事例CASE STUDY
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納入事例CASE STUDY
冷凍加工食品の自動化ライン。
ロボットパレタイザなどを導入。
導入の効果
水産物の加工メーカー、マルケー食品株式会社は、本社工場の横に、新しい加工施設を増設。最新の自動化ラインを導入し、需要が拡大する深絞り真空包装された冷凍加工品の専用工場として増産体制を整えました。梱包エリアには、オークラのステンレスコンベヤ「ジャブコン」や「ロボットパレタイザ」が導入され、増産化に貢献しています。
音声有り
ここで作られる商品は、ミールキットやアサリのご飯の素など、主力の深絞り包装された冷凍加工品です。深絞り包装は、具材が入ったフィルム材を上下から圧着し真空状態にしたもので、劣化防止効果が高く、長期間保存が必要な冷凍食品には最適とされます。同社でも現在、主力商品に成長しており、専用の加工施設を新設し、受注増への本格対応をはかったものです。
新加工場には、既設工場から移設したものを含め3基の深絞り包装機や最新鋭の急速フリーザー2基など中核設備に加え、梱包エリアにはオークラのステンレスコンベヤ「ジャブコン」と「ロボットパレタイザ」を導入。包装からパレット積みまでの流れを自動化しました。
■梱包・積付けライン
急速フリーザーと箱詰め作業者の
手元までをつなぐジャブコンライン。
梱包ラインのエンド部に導入されたロボットパレタイザ。
1台で2ラインに対応する。
深絞り包装機の増設や急速フリーザーの新規導入により生産性は飛躍的に向上するとともに、生産能力は1.5倍に拡大しました。また、既設工場時代には、作業者が交代で行っていたパレット積みがロボットパレタイザで自動化。顕著な省力化、省人化効果も出ています。
コロナ禍の前から深絞り真空パックの冷凍品の受注が拡大し、生産が追いつかなかった。そこで、加工場を新設し、自動化を推進したことにより、大幅な増産化を実現できた。また、ロボットパレタイザによりパレット積みが人手から解放され、全員が喜んでくれている。
※本記事内容は2022年11月に取材した内容を元に構成しております。
記事内の数値データや組織情報は取材時のものとなります。