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納入事例CASE STUDY

写真:株式会社ブリヂストンの納入事例

タイヤの入出庫ライン。
30度の急傾斜で搬送。

株式会社ブリヂストン
松山タイヤセンター 様

  • KEYWORDS
  • #倉庫
  • #省スペース
  • #コストダウン

導入の効果

  • 出庫用ローラシュートを無くし省スペース化を実現
  • 導入コストの削減
  • スリップレスで安定したタイヤ搬送

概要

自動車タイヤを販売する㈱ブリヂストン松山タイヤセンター(愛媛県松山市)は、2020年夏に本社隣接地に完成した新倉庫へオークラの傾斜ベルトコンベヤを導入。1階と2階をつなぎ、タイヤのスピーディな入出庫に活用しました。この現場では、階高と設置スペースの関係から傾斜角度30度の急勾配で使用、スリップのない安定搬送を実現しています。

動画

音声有り

設備導入の経緯

同社は松山市内に複数の倉庫をもち、すべて2階建て。1階はバスやトラックの大型タイヤ、2階に乗用車タイヤを保管しています。乗用車タイヤの1階から2階への入庫搬送には傾斜ベルコン(オークラ製とは異なる)を使用し、出庫には傾斜ベルコンと並列で設置したローラシュートで搬送していました。今回の新倉庫でも既存倉庫と同じ機械メーカーの設備を計画しましたが、納期や価格の面から、今回初めてオークラ製品の採用にいたりました。

設備の稼働状況

導入に際しては、改めてスペースの有効活用、費用の削減などの観点から既存倉庫の運用の見直しをはかり、結果、ローラシュートを取りやめ、傾斜ベルコン1台で入出庫を兼用、省スペース化と設備費の削減を実現しました。タイヤは重いもので30㎏、大きいもので直径80㎝。傾斜ベルコンは通常、傾斜角度17度以上で使用すると、スリップや転倒のリスクが高まります。しかし、この現場では、搬送物となるタイヤの重心が低く転倒しにくいことに加え、滑りにくい急傾斜用ベルトを採用することにより、30度の急傾斜角度で設置できました。現在、スリップレスで確実にタイヤを運んでいます。出庫時は、コンベヤを逆転させます。コンベヤを頻繁に正逆運転するとベルトの蛇行が発生しやすくなりますが、センタドライブ方式の採用と調芯ローラユニットを組み込むことで蛇行を防止。シュートにはないソフトで安定した搬送を実現しました。

Voice -お客様の声-

本社隣接地に自社倉庫を新築し、店舗へのタイヤ補充の利便性の向上をはかった。搬送設備は、既存倉庫と同じ機械メーカーへ改善案を含め依頼していたが、何ヶ月も回答がなかった。計画ぎりぎりの状況の中で、オークラへ相談したところ、回答や図面がすぐに提出された。オークラの対応力の早さと、安定した稼働状況に大変満足している。

お客様情報

写真:株式会社ブリヂストン 様 画像

会社名
株式会社ブリヂストン
事業内容
自動車タイヤの販売・修理、自動車認証整備工場 廃タイヤの収集運搬及び中間処理業
HP
https://www.mr-tireman.jp/shop/matsuyama/

※本記事内容は2021年4月に取材した内容を元に構成しております。
 記事内の数値データや組織情報は取材時のものとなります。

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