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91MOTOR ROLLER & CONVEYOR■慣性(主要機種の場合)・モータローラを非通電にしてもモータと搬送物の慣性により即停止しません。・慣性はモータローラの速度および型式、搬送物、質量、使用時間等により異なります。・慣性を抑える場合は、ブレーキ仕様をご使用ください。 1. 下図のような状態からラインを起動させ、ワークを右側へ向かって搬送させます。 2. 1mを過ぎたところでラインを停止させ、慣性距離を測定します。■慣性距離の目安機種:PSQ φ38速度記号551451014025855300102702522056501072025860105410103902531015561010590255002030搬送物質量(kg)慣性距離 C(mm)機種:PSP φ42.7速度記号6517010165251005270102502518557001068025575853601032525265125495104702537518265750108302599037搬送物質量(kg)慣性距離 C(mm)機種:PSS φ57速度記号4200804009510020020024085041010056015251,500501,80030搬送物質量(kg)慣性距離 C(mm)木製パレット起動フリーローラモータローラC慣性距離(mm)コンベヤラインでは搬送物の質量・形状・速度・勾配その他の条件により慣性を止め、品物の損傷を防止したり、停止時間を早くして位置決め停止する必要があります。次の実例を参考にしてください。※電磁ブレーキ内装のモータローラで制動をかける方法・内装された電磁ブレーキは、非通電時ロック型でモータ部にスプリングにより制御がかかります。・慣性防止と停止時にブレーキトルクが必要な場合にご使用ください。・搬送物その他諸条件により停止位置は少し変化しますが、機械的ストッパ装置が簡略化できます。木製パレット通電非通電制動距離(mm)05102550100200400質量kg■ブレーキ仕様の制動特性(モータローラ1本制動)制動距離mmPSS-B-□-4■ブレーキ仕様の実例5102030405075100150200PSS-B-□-8PSS-B-□-15PSS-B-□-30設計資料

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