90MOTOR ROLLER & CONVEYOR通電状態で拘束(ロック)されても短時間でコイルが焼損することはありませんが、繰り返し拘束されるとコイルの温度上昇により、徐々に絶縁が劣化してモータ焼損の原因となります。拘束状態がある場合は、リミットスイッチ、リレー等で非通電にするか、アキュムタイプをご使用ください。●PSP 温度特性̶無負荷̶020406080温度℃123時間200V 50Hz(室温20℃)200V 50Hz(室温20℃)PSP-490-6-Z5●PAP 温度特性̶無負荷̶020406080温度℃453216時間PAP-490-6-Z5巻線温度●PSQ 温度特性外筒温度020406080温度℃123時間200V 50Hz(室温20℃)PSQ-490-5-Z5巻線温度外筒温度̶無負荷̶̶無負荷̶020406080温度℃123時間PSS-490-4-Z5●PAS 温度特性●PSS-V 温度特性●PSS 温度特性̶無負荷̶←拘束020406080温度℃123456時間PAS-490-4-Z5■拘束■温度上昇(主要機種の場合)200V 50Hz(室温20℃)200V 50Hz(室温20℃)←拘束外筒温度巻線温度外筒温度巻線温度外筒温度巻線温度・使用周囲温度は結露、氷結の無い条件で0~40℃です。・通常運転時は周囲温度や負荷条件等によりローラ温度は変化します。・モータローラの外筒温度は周囲温度より高くなりますので参考値としてください。※但し、モータローラの回転を拘束する等の場合は、コイル温度の上昇により絶縁が劣化し、モータ焼損の原因となります。タイプ・特定機能φ38φ42.7φ48.6ローラ径と機種φ57φ60.5拘束拘束時間の目安スタンダードドライブ・フリーテーパローラ高トルクアキュムVプーリ付R900R500PSQ------PSP-PNPPCP-PAP-PSL------PSSPSS-EPNS-PHSPASPSS-VPSM---PHM--×××××○×突発的最高許容時間≒約20分突発的最高許容時間≒約3分連続拘束可※-PSS-V-490-4-Z5200V 50Hz(室温20℃)※長時間の拘束は寿命に影響します。0123時間20406080温度℃外筒温度巻線温度■コンベヤ面レベル・搬送物の底面やコンベヤローラ面の水平精度が悪いと、空回りや搬送物の向きがゆがむ原因となり、特に重量物では実質質量を受けるローラの許容荷重をこえる場合がありますのでご注意ください。・空段ボール箱等の底面が安定しない物や軽量物(約5kg以下)の場合は、スリップして搬送できないことがありますので、全数駆動することをお勧めします。 ・搬送物の荷造バンドや底面中心のふくらみ等により、搬送物が斜めになることがあります。このような場合はゴムライニング仕様をご使用ください。■接続部速度差同一ライン、接続ラインで搬送速度が変わる場合、急激な速度変更は、モータローラに強い衝撃を与えますので避けてください。搬送物質量・速度により異なりますが、おおむね30%以内なら支障ありません。■モータローラの通常の運転速度で制御をかける方法・モータローラの通常回転より1~2割以上速い速度になりますと制動トルクが発生し、搬送物にブレーキがかかります。・自走勾配ラインの所々に配置しますと速度調整の効果があり、暴走と停滞を防止し、円滑な搬送ができます。 ■温度上昇の目安モータローラ&コンベヤシリーズ設計資料
元のページ ../index.html#91