89MOTOR ROLLER & CONVEYOR(3)モータローラ必要本数の確認モータローラの必要本数は、必要接線力(N)とモータローラ1本当りの搬送接線力(N)を比較し、下記計算式で確認します。モータローラの必要本数=必要接線力(N)÷搬送接線力(N)= 38.2÷49.86≒ 0.8(本) ∴ モータローラ1本で連動可能な接線力であるとことがわかります。(4)連動本数の確認連動本数の確認はモータローラ1本当りの定格接線力(N)と連動本数×損失係数3を比較し、定格接線力(N)が連動本数に損失係数3をかけた負荷抵抗値を上まわるか下記計算式で確認します。※ より、200V三相 60Hz 速度記号17の定格接線力27.4(N)を下記計算式に当てはめます。 27.4 > 5(本) × 3 27.4(N) > 15(N)∴定格接線力が5本を連動した場合の負荷抵抗値を上まわり、モータローラ1本で連動可能であることがわかります。(5)モータローラ1本当りの許容荷重の確認 のモータローラ1本当りの許容荷重(衝撃荷重を考慮し1/2とする)がローラ1本当りで受ける荷重を上まわるか下記計算式で確認します。※搬送物の質量30kgを受けるローラ本数はモータローラ1本+フリーローラ連動5本で計6本、モータローラ径φ57で呼称ローラ幅490のローラ1本当り許容荷重は より80kg、衝撃荷重を考慮し1/2と想定して下記計算式に当てはめます。80(kg) × 1/2 > 30(kg) ÷ 6(本) 40(kg) > 5(kg)∴モータローラ1本当りの許容荷重(40kg)が、1本当りに受ける荷重(5kg)を上まわることから、許容荷重範囲内であることがわかります。表5表1定格接線力(N)>連動本数(本)×3(損失係数)表1ローラ1本当りの許容荷重×衝撃荷重を考慮した数値(1/2)>搬送物の質量÷ローラ受け本数選定について
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