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表2表4表4表5458101725モータローラ&コンベヤ例F0134561789(2)搬送接線力の確認6本ごとに1本(フリーローラ連動5本)と仮定した場合・200V三相 60Hz 速度記号17で水平搬送にて使用する場合は下記の通り検討します。(1)必要接線力(N)の確認表4連動本数n900.900.860.81速度記号周速度(m/min)50Hz/60Hz定格50Hz/60Hz140.6/127.2115.2/104.256.7/51.344.5/37.032.9/27.424.1/20.13.4/3.84.2/4.68.5/9.411.2/13.315.2/18.020.7/24.60.770.740.70.66接線力(N)トル起動50Hz/60Hz265.1/176.7217.1/144.8106.9/86.2 83.1/78.461.6/55.445.1/40.6定格50Hz/604.01/3.63.28/2.91.62/1.41.27/1.00.94/0.70.69/0.5F = 搬送接線力(N)=起動接線力(N)×0.9(安全係数)9.8W(μ・cosθ+sinθ) 0.95n起動接線力搬送物仕様搬送物の質量=30kgのダンボール製(幅400mm×長さ450mm)コンベヤ仕様の選定・搬送物仕様から呼称ローラ幅490mm、ローラピッチ75mm、モータローラを搬送に必要な接線力、必要接線力(N)は下記計算式で確認します。※搬送物:ダンボールの転がり摩擦係数は  より(μ=0.1)を下記計算式に当てはめます。 =0.77 ≒ 38.2(N) ∴搬送物に40(N)以上の接線力がかかると搬送できることがわかります。搬送接線力は起動接線力(N)に安全係数0.9をかけた数値になります。Vプーリ連動用モータローラの場合、起動接線力(N)に安全係数0.9をかけておく必要があります。Vプーリ付タイプ PSS-V-□-17-Z5(200V三相 60Hz)を使用する時の起動接線力(N)は下記の数値となります。  から200V三相 60Hz 速度記号17の起動接線力は55.4(N)であることがわかります。この55.4(N)に安全係数表50.9をかけた搬送接線力(N)は下記計算式で確認します。9.8×30×0.1 連動本数当りの負荷効率2PSS-V機種ページ「特性仕様」より= 55.4×0.9= 49.86(N)※ベルトの材質、張率、環境温度など使用条件により異なります。0.95n0.95型 式電源PSS-V- □- 4-Z5□- 5-Z5 □- 8-Z5 □-10-Z5 □-17-Z5 □-25-Z5 200V三相拡大画像(カバーを取り外した状態)Vプーリ連動タイプは、ベルト連動による負荷が搬送力に影響するため、モータローラの持つ接線力を100%発揮することができません。モータローラの連動本数の決め方は下記をご参照ください。1kgf ≒ 9.8NF=必要接線力(N)W=搬送物の質量(kg)表2μ=搬送物材質による転がり摩擦係数θ=コンベヤの傾斜角度 = 0°(水平搬送)0.95=連動1本当りの負荷効率n=連動本数(連動するフリーローラの本数)注) ① Vプーリ連動タイプでアキュムなど拘束(ロック)搬送は推奨できません。弊社営業部までご相談ください。 ② 防塵・防滴・防水仕様は対応できません。定格接線力質量30kg0.63次ページへ続く段ボール450mmMOTOR ROLLER & CONVEYORモータローラのVプーリ連動本数の決め方【WSSV(PSS-V)】

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