HTML5 Webook
63/268

11.52311.5233ホイール型式の選定ホイールの特性を加味して、使用条件に適したホイールの型式を選定してください。(標準フレーム以外でコロコンホイール)を使用する場合は、ホイール強度もあわせて考慮してください。)1搬送物・作業環境の確認搬送物の条件は、ローラコンベヤ以上に制約事項が多いので十分注意しご確認ください。その他はローラコンベヤの選定と大体において同じです。①搬送物条件4ホイールピッチの選定搬送物は1列当り常に4個以上のホイールで支えるようにしてください。またホイール1個の受ける荷重は許容荷重以下となるようにしてください。2幅の選定搬送物の外形寸法にあわせて、ソロバンコンベヤの幅やコロコンキャリヤ−の列間隔を選定してください。6自走勾配(傾斜角度)選定の目安自走勾配は搬送物の底面の状態、材質、質量などによって異なりますが、大体の目安として下記の表を参照してください。▲コロコンキャリヤーの傾斜%ホイールコンベヤ5脚取付ピッチの選定直線部は1,800mmピッチに1脚が目安です。カーブ部では必ず中間脚が必要です。詳細は「フレーム2本当りの強度表」により、搬送物の質量をm当りの質量に換算して許容荷重以下の脚取付けピッチを選定してください。■フレーム2本当りの強度●ソロバンコンベヤ※段ボールケースW7654321()0LL625002001103026015682232401206025360240120502501304015WHEEL CONVEYOR※注意を要する 搬送物の底面側18ℓ缶W=搬送物の底面の幅W1=取付幅(列間隔)目安直線:W1=0.7Wカーブ:W1=0.6W・外形寸法(長さ、幅、高さ)とその流れ方向。・1個当り質量(多品種の場合は最大と最小)。・段ボールケース、プラスチックケース、木箱等搬送物の 形状と材質。・底面の状態(凸凹、突起物の有無には要注意)。②搬送量条件・コンベヤ上に、ギッシリ載るか、適当に間隔があくのか。③作業条件・常温、高温、低温のいずれか。・水気、湿度はどの程度か。・ほこりっぽい所か、クリーンルームか。④積込み条件・コンベヤ上に搬送物をどのようにして載せるか。①ソロバンコンベヤ・搬送物の底面の幅+50mm以上としてください。②コロコンキャリヤ−・列間隔は搬送物の底面の幅×0.6〜0.7としてください。・列間隔はストレートのものに限り調整できます。カーブ の調整はできません。・列間隔調整範囲内で搬送できる搬送物幅の目安は160〜 750mmです。プラスチックケース注)①上記数値はフレーム2本の1m当りの負荷能力を表します。脚取付けピッチ2mの場合、   110kg/mという数値は、機長2mのコンベヤ上に均等荷重で110kg×2m=220kgの荷重に   耐えられるということです。  ②上記数値は許容曲げ応力100MPa,たわみ1/500を基準で算出。※段ボール等、底面が軟らかい材質の場合、搬送物質量が大きいとローラにくい込み、抵抗が大きくなります。搬送物質量(㎏)▶機種kg/mKCLACL機種OKR38OKR38GOKR38BOKR50WBkg/mOKR50OKR50GOKR38BS102030フレームL 脚取付けピッチ(m)強度(kg/m)スチール製 60×30×t2.3アルミ製 65×25×t3.0フレームL 脚取付けピッチ(m)強度(kg/m)0.91.21.82.40.91.21.82.40.91.21.82.4スチール製31W×45Hスチール製36W×60Hステンレス製30W×45Hプラスチックケーススチールケース40506070●コロコンキャリヤーW1PP選定について

元のページ  ../index.html#63

このブックを見る