納入事例

製造株式会社エフピコ
関西工場 様

最新鋭工場にロボパレ8台。
食品トレー容器の積み付けライン。

  • #食品トレー
  • #自動化
  • #省人化
株式会社エフピコ

導入のメリット

  • カサ高ケースのパレタイズ自動化
  • ロボットなど自動化設備の導入で労働環境を改善
  • 超多品種大量生産に対応

    概要

    食品トレーや弁当・惣菜容器の最大手メーカーであるエフピコは兵庫県小野市に関西工場を新設、近畿圏への安定供給を図りました。オークラ輸送機は、関西工場の梱包・パレタイズエリアにコンベヤラインと8台のロボットパレタイザを納入。エフピコが目指す自動化、ロボット化をサポートします。

    動画

    音声有り

    設備の特長

    大量の商品を1階から3階へ

    工場1階で製造された完成品は一定数量ずつ袋包装され、箱詰めロボットなどが段ボールケースに投入。詰められたケースをオークラのリフタが2階に運び、自動封緘ラインへ供給します。封緘を終えたケースはランダムに集合しながら、傾斜ベルトコンベヤラインで3階のパレタイズエリアへ運ばれます。

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    ケースに製品を自動投入する箱詰めロボット

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    数多くのリフタが1階から2階へ製品を運ぶ

    カサ高ケースを3パレット積付け

    パレタイズエリアにはロボットパレタイザ8台が並び、傾斜ラインから到着したケースを品種別にそれぞれ3パレットに積み分けていきます。ケースは平均10kgですが、どれもカサ高く、大きいものになると、高さや幅が80cm、長さが1mを超えます。人手で積むには大変ですが、ロボットパレタイザなら軽々とパレタイズします。また、空パレットのロボットへの供給は2基のトラバーサ(ロボット4台/基)が自動補充する仕組みを採用し、生産性を高めます。

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    8台のロボットパレタイザが向かい合わせに並ぶパレタイズエリア

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    カサ高ケースを専用ハンドで3パレットに積み分け

    設備導入の効果

    同社は「人への投資」という観点から労働環境を改善するロボットなど自動化設備の導入には積極的です。その最先端施設と呼べるのが関西工場で、オークラの設備も一翼を担っております。

    お客様の声

    当社の生産品種は約1万に及び、生産量も多い。この超多品種大量生産に対応するには可能な限り自動化を推し進めながら生産性を高め、働く人達の労働環境を改善していくことが重要と考えている。コンベヤはもちろん、原反受け入れロボット、原反自動搬送ロボット、箱詰めロボット、無人フォークリフト、そしてオークラさんのロボットパレタイザなど様々なロボットを導入し、省人化と効率化に挑戦した。現在順調に稼働しているが、オークラさんの場合は近くに拠点があり、サービス体制には信頼を寄せている。

    会社名

    株式会社エフピコ

    https://www.fpco.jp/
    事業内容

    プラスチック製の食品トレー、弁当・惣菜容器の製造販売ならびに包装資材の販売

    従業員数

    単体:984名(2024年3月現在)

    ※本記事内容は2024年4月に取材した内容を元に構成しております。
     記事内の数値データや組織情報は取材時のものとなります。