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納入事例CASE STUDY

写真:株式会社ムロオの納入事例

冷食の店舗別仕分けライン。
標準コンベヤで大きな成果。

株式会社ムロオ
松山支店 冷凍センター 様

  • KEYWORDS
  • #冷凍食品
  • #生産性向上
  • #省人化

導入の効果

  • 作業リードタイムの大幅短縮
  • 作業者の負担減
  • 仕分けミスの削減による出荷精度の向上

概要

四国エリアの拠点となる松山支店(愛媛県松山市)の冷凍センターに、ユニコンVやフリーローラコンベヤで構成したシンプルな自動仕分けラインを導入。従来の手仕分けを自動化したことで、作業時間は短縮し、作業者への負荷は大幅に低減されました。

動画

音声有り

設備導入の経緯

冷凍センターでは、約500種類の冷食やアイスクリームを取り扱い、1日約5,000ケースを店舗別(68店舗)に仕分けし、出荷します。これまでセンターでは、商品の店舗別仕分けを、下図の方法ですべて人海戦術で行っていました。作業者への負担、時間がかかる、ミスの発生、など多くの課題がありました。これら課題の対策として、コンベヤ設備を導入し仕分け作業を自動化させました。

【従来の出荷仕分け作業】

①商品ケースに出荷ラベルを貼付

②商品ケースの台車運搬

③商品をカゴ車に積み込み

設備導入の効果

導入したコンベヤ設備は、ユニコンⅤの駆動ライン、毎時1500個の仕分け能力を持つ高速転換機、仕分け品をストレージする3本のフリーローラコンベヤで構成したシンプルな仕分け設備です。商品ケースは、コンベヤライン上で出荷ラベルが自動貼付され、バーコードリーダで行き先レーンが決められる。あとは、高速転換機が該当レーンへ商品を仕分け、3本のフリーローラコンベヤ上にストレージされるといった流れです。

コンベヤ投入部ではケースのバーコードをスキャニング

3台の高速転換機が方面別に仕分ける

店舗別の保冷用カゴ車に積み込む

ストレージレーンには、1レーン当たり20数店舗分のカゴ車を両側に配置。1レーンに2人の作業者が付き、コンベヤ上にケースの出荷ラベルを見ながら該当するカゴ車へ商品を積み込んでいく。カゴ車探しは残るというものの1人当たりの受け落ちは約10店舗と少ないため、積み込みはスピーディに進められる。出荷ラベルの貼り付けやカゴ車までの台車運搬作業も無くなり、作業者の削減もはかれた。さらに、仕分けミスの削減による出荷精度の向上、品温管理の強化など、手仕分け時代にかかえていた数多くの課題を一挙に解決することができた。

Voice -お客様の声-

冷凍環境下での作業はきつく、若い体力のある人材が必要であったが、求人難で定着率も悪かった。操業当初から自動化の計画は視野に入れていたのが遅れてしまっていた。今回仕分け設備を導入したことで、人の介在部分が削減された上、作業時間は短縮。生産性は大きく向上した。また、作業も楽になり、今後従業員は年齢・性別を問わず採用できるようになったことも大きい。

お客様情報

写真:株式会社ムロオ 様 画像

会社名
株式会社ムロオ
事業内容
自動車運搬事業/特別積合せ運送作業/第1種利用運送事業/貨物軽自動車運送事業/倉庫業/食品の仕分け納品代行業
従業員数
6,270名
HP
https://www.muroo.co.jp/

※本記事内容は2020年10月に取材した内容を元に構成しております。
 記事内の数値データや組織情報は取材時のものとなります。

製品情報

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